こんにちは!
ソーイングスクエア管理人です😊
今回の内容は
#11「縫いズレ」
ミシンをされる方は、皆さん悩まされたことがあると思います。
生地を生地を重ねて縫い合わせる際に、縫っているうちに少しずつ上の生地と下の生地がずれてきて、同じ寸法の布を縫い合わせたはずなのに、端まで縫い終わると、ズレてしまってぴったり合わないことってありますよね?

きちんと同じサイズで裁断したはずなのに、なぜ?
と不思議に思う方もいらっしゃいますよね。
これはミシンの構造上、致し方ないことではあるんです・・・
ミシンで2枚重ねた布を縫う場合、下の布は、ミシンの送り歯によって送られますが、上の布は押さえによって押えられているので、下の布よりも送られずらいのです💦😣
縫う生地の種類や厚みによっても、縫いズレしやすい場合としにくい場合があります。
ニット生地などの伸縮性のある生地や、キルティング、ガーゼ生地などの柔らかい生地は、どうしても縫いズレしやすくなってしまいます。
そこで、今回は、縫いズレに対する対処法をいくつかご紹介しますね!
縫いズレせずに、ぴったりキレイに縫うことができると、作品の仕上がりにも差が出ますので、是非参考にしてみて下さいね!
それではいきますよ~
まずは・・・
1.押えを変える
スムース押え(テフロン押え)に替える
滑りのいいスムース押えに変えることで、縫いやすくなり、縫いズレも少なくなります。
他にも上送り押えという押えもあるので、そちらもおすすめです。
2.押えの下にお助けアイテムをはさむ

このように、押えと生地との間に、PPバンドや厚紙、アイロンシート、紙やすりなどを挟んで縫うと、生地がずれにくくなります。
針の右側でも左側でもOK。
一緒に縫ってしまわないように気を付けてくださいね。

3.ミシンの押え圧を弱める
ミシンによっては、こんな便利な機能が付いている場合があります。
4.ミシンのフロート機能を使う
職業用ミシンをお使いの方は、こちらの機能も試してみて下さい✨
【ミシンの練習】ニット生地をキレイに縫う方法 JUKI SL-700EX 「フロート機能」
他には・・・
5.まち針、しつけを細かくする
6.目打ちで生地をぎりぎりまでズレないように調整しながら縫う

7.布を持つ指の加減

布の端をしっかり合わせて持ち、上の布を指でやや引き気味にして縫うと、キレイに縫うことが出来ます。
布を持ち上げて少し曲げるのもポイント。
プロの方は、まち針を使わなくても指で布をうまく送って縫われる方も多いとか。
ただ、これは少し練習が必要になりますね😅
いかがでしたでしょうか~♪
ミシンで縫う際の布の「縫いズレ」の対処法について、今回はいくつかご紹介しました。
色々と試してみて、ご自身に合ったやりやすいやり方を見つけて頂けるといいですね✨
こちらも参考にしてみてくださいね。
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みなさまのハンドメイドの参考に少しでもして頂けるとうれしいです。
それではまた次回もお楽しみに~!